ゴミはどこから?

α350はライブビューがセールスポイントの機種だけど、ボクはファインダーを覗く事を蔑ろにはしていない。
いや、寧ろファインダーを覗いて撮るスタイルの方がメインと言ってもいいくらい。
現行デジイチの中では確かに小さいファインダーだけど、スフェリカルアキュートマットのおかげで明るくて見やすいし、
他社製品とは言うのがアレだけどPENTAX 拡大アイカップ O-ME53 30150を付ければ大きさも不満にならないレベルには改善されるし。
でも、クイックAFライブビューも用途に応じてちゃんと使い分けてる。やっぱり便利だもの。


そんな便利なクイックAFライブビューで今晩も満月撮影をしてた時に、事件は起こった。
明るい満月を撮るには1200分割ライブビュー分析測光が役立つんで、適正露出の確認はライブビューで、
MFでのピント合わせとフレーミングはファインダーで、と切り替えながら撮影してたら、ファインダーに突然異物が現れた。
あれ?さっきまでこんなの無かったのに。レンズ前玉にホコリでも付いたかな?と思うも何も付いてない。
レンズを外してみたら、ファインダースクリーンにゴミが。しょうがないなぁ、と思ってブロアで吹いたけど取れない。
考えたくないけど、こうなると考えられる要因はファインダー内部から発生したゴミじゃないかと。
ペンタミラーとアイピースシャッターという2ヶ所の可動部があるんだし、ゴミが出ても不思議じゃない。
まぁ、この位置にゴミが付いたところで写りには影響しないんで放置しようかと思ったけど、
中央付近だからファインダーを覗く度に気になるし、ライブビューの時にも液晶に写りこんでしまう。
こうなったらいっそ自分で分解して掃除するか。という事で作業開始。
予め言っておきますが、こういう事をするとメーカー保証は効かなくなるので普通の人は素直にメーカー修理に出しましょう。*1
作業そのものは別段複雑な事をする必要は無く、ただただ慎重に作業するだけ。
ピンセットを使って慎重にフォーカシングスクリーンの押さえ板を外して、2枚のスクリーンを取り外す。
内側のスクリーン側に付着したゴミは、ブロアで吹いたらあっさり取れた。
取り外したフォーカシングスクリーンは汚れやキズを付けない様に慎重な作業で元通りに組み付け。
これでファインダー内は新品同様にキレイになってよかった。こういう時に仕事で身に付けたスキルが役立つなぁw


ただ、まだトータルで5000枚も撮ってないのに内部からゴミ発生とかアレだよね。
ミラーボックス内で発生したゴミだったら、CCDに付いても分解の必要なくブロアで飛ばせるけど、
分解できないペンタ部内部からのゴミ問題って設計の時に考慮されてなかったんだろうか?

*1:ボクの場合は未使用品を中古扱いで買ったんで元々保証対象外なので