日産ノートRider(X-DIG-S)に乗り換えてました

早いものでもう年の瀬ですね。
すっかりblogはご無沙汰してましたけど、私は元気です。
blogには書いていなかったものの、クルマを買い換えてからもうすぐ1年が経とうとしていたり。
まずは乗り換えた理由とその経緯から。


とても走りが楽しく、高速スタビリティも秀逸なマーチ12SR。

この愛機に乗り、9年で110,000kmと我が愛車遍歴の中でもかなりの長距離を走破したけれど、
ついついレブリミットまで回してばかりいたせいか排気ガスに白煙が混じる様に。
マフラーからのカーボン吐出量もかなり増加してきていたし、そろそろ潮時だったのかも。


しかし、買い換えるとしてもマーチ12SRを上回る楽しさと高速域での高いスタビリティを持ったコンパクトスポーツなど、
探したところで満足できる存在はないのではと思うと、いっそ実用車にシフトするのもいいんじゃないかと思う様になってきた。
でも、うちの駐車場は5ナンバーで全長4m級のコンパクトカーしか収まらない。
その上で選ばなければいけないけど、実用車と言えど走りは諦めたくない。
当初は買い換えるなら同じく日産のジュークが候補に挙がっていた。
特徴的なスタイリング、3ナンバーとは言え全長は4m級。おまけに16GTや16GT-FOURというスポーティグレードもある。
以前15RXに試乗した時の印象がよかったということもあるので、ジュークを検討していたけど、
昨年の秋にデビューした新型ノートも気にはなっていた。ノートが、というよりは搭載されているエンジンのHR12DDRが、だけど。
先代モデル、E11のHR15DEから1.2Lにダウンサイジングされたが直噴ミラーサイクル+スーパーチャージャーという飛び道具あり。
でも試乗してみないとなんとも言えないよね、と新型ノート(X-DIG-S)に試乗させてもらったのです。


ジュークに乗った時は「ECOモードって加速しなくて物足りない」って思ったけど、意外?にもノートのECOモードはスルスル走る。
徹底的なフリクション低減を謳っているだけあってエンジン回転に引っかかる感じがない上に、
CVTの変速も上まで回せばエンジン回転と速度感のズレが出てくるけど、実用域では違和感はほとんどない。
ちなみにこのECOモード時はスーパーチャージャーが作動していない自然吸気状態である。*1
そしてECOモードを解除することでスーパーチャージャーが作動し、加給状態になる。
普通に乗っている限りはスーパーチャージャーの作動を感知できないほど自然な加給で、
トルクの上乗せにより排気量が大きくなった感じ。1.2L→1.5L級というのはホントだな、と。
フルスロットルで上まで回すと5,000rpm近辺を保持したままぐんぐん車速が増していき、ECOモード時とは別のクルマの様である(笑)


試乗で判ったノートの二面性は購入を考えるのに充分だったが、ジュークの格好良さも捨て難い。
今一度ジューク15RXに試乗させてもらったけど、なんというのか、以前の試乗と比べクルマが重く感じる・・。
実際に重いというほど重くもないのだが、ノートの軽快さの前ではジュークはやはりオンロードSUVなのだと思い知らされる。
MR16DDTを積む16GTや16GT-FOURであればまた違うのだろうけど、如何せん高価になってしまう。
同じコンパクトカーの価格帯カテゴリで比較した結果、ノートに軍配があがったのでした。


さて、購入を決めたらグレード選び。今回はHR12DDR搭載車と決めているので、20万円安いとは言えNA系は除外。e-4WDも不要。
上級装備も揃ったメダリストもあるけど、このクラスに高級感を求めたところでたかが知れてるので、
必要充分な装備のX DIG-Sで充分。ただし操安性を考えるとオプションの15インチタイヤ・ホイールは欲しい。
また、すっぴんではあまりに華がない。せめて純正フルエアロも欲しい。しかし、X DIG-Sには15インチとVDCがセットオプション。
自分はクルマの挙動は自分でコントロールして然るべきものと考えているのでVDCは不要。さぁどうする。
と思ったらAUTECH仕様であるRiderには、VDCが装着されない。それに、どうせフルエアロにするのであれば、こちらの方が格好いい!
そんな訳で、グレードはRiderのX DIG-Sに決定。カラーは定番のブリリアントホワイトパールやスーパーブラックではなくオーロラモーヴを選択。
純正オプションはオートエアコンのセット。AUTECH製のオプションは専用ルーフスポイラーと専用スポーツマフラーをチョイス。
12月4日に契約を済ませ、そして年が明け1月27日にようやく待望の納車となったのでした。

*1:アクセルペダル最深部のスイッチを踏み抜くとスーパーチャージャーが緊急作動するが