α550のオートHDR

そういえば日曜に富士でα550のオートHDR機能をちょっと試してきてたんだけど、UPするの忘れてた^^;
ちなみにオートHDRとはこんな機能なんだけど、
ソフトに頼らずともカメラ任せで輝度差のある写真が撮れるというもの。


試しに撮ってみたのがまずこれ。被写体はピットガレージ内のJGTC xanavi NISMO GT-R。レンズはAF24-50mm F4。
クルマはガレージの照明で照らされてるだけで、外のグランドスタンド側が明るいというシチュエーション。

Dレンジオプティマイザー オート
アンダーな部分は持ち上げているものの、グランドスタンド側は白飛び。



オートHDR ON
オートHDRにて撮影すると、グランドスタンド側が白く飛ぶことなく写る。
もちろんガレージ内やマシンが暗くなることも無く。


ただ、この場合メインの被写体であるGT-Rの赤色がちゃんとクッキリ再現されているのは、
Dレンジオプテイマイザーで撮った写真なんだけどね。合成の段階で色がズレちゃう?のは仕方ないのかな?


もうひとつはNISMOフェスティバルが終わった後のひとコマ。ピットビルの屋上からの眺めなんだけど、

Dレンジオプティマイザー、オートHDR共にOFF
これだと夕方の空は完全に白飛び。夕陽の色が目で見た記憶ほど出ていない。


これをオートHDRで撮ってみると・・

オートHDR ON
ちゃんと夕陽の階調が出ていて、白飛びもなくなってる。
使ってみた感想としては、白飛びが起きては困るというシチュエーションだとオートHDRは効果あり、
アンダー目な被写体を優先する場合は低感度でDレンジオプティマイザーの方がいいかも。
使い分けをすれば表現の幅を広げる強い味方になりそう。


おまけw

ISO1600で夜の駐車場に佇む12SRを撮ってみたw
ノイズはどんなもんかなと思ったけど、これならスナップでも充分使えそうな感じ。


・・こうなってくると、サーキットでα-7 DIGITALを併用する必要はないかも。
Dレンジオプティマイザー、オートHDRの有無は勿論だし、連写もα550の方が速いし、電池も保つ。
内臓フラッシュ撮影は2割程度だけど、フル充電から900枚以上撮っても20パーセント弱残ってた。
実際、今回は実戦テストも兼ねるつもりだったんでα550しか持ってってなかったんだけど、
レンズ交換の手間こそ必要でも、レースカーも風景も女のコもこれだけで撮れるのは機材重量軽減にありがたいw
ファインダーの明るさ、広さは間違いなくα-7 DIGITALの方が上だけど使用頻度は激減するかな、これは。