PhotobackとMyBook比較

普段自分が撮った写真って印刷したりネット上にUPしたりするけど、自分で鑑賞する為に写真集にする事はまず無い。
・・んだけど、たまたまLife-Xのキャンペーンで*1
Photobackが1冊無料作成できるという事で、NISMO FESTIVAL 2009で撮ってきた写真を写真集にしてみたよ。


で、今日帰ったらもう届いてた。12日に発注して20日着。到着まで1週間きってるから意外と早かったなぁ。



さっそくパラパラっと見てみたけど写真の出来は別として(笑)ミニ写真集としては結構いい感じ。


ひょっとしたらこういう写真集を作ってみたい!って人も居るかもしれないんで、
モデルさんへのプレゼント写真集にいつも使ってるMyBookと比較してみようかな。


作成ツールはどちらも自宅のパソコンで作業が可能。
MyBookは『MyBook Editor3.0』または『MyBook Photoshop Plug-in』を無料ダウンロードして作成。
ボクは『MyBook Editor3.0』を使ってるけど、写真サイズやレイアウトの自由度が高いのでつい凝ってしまうw
Photobackは『Photoback Studio』でブラウザ上から作成が可能。ただしMyBookほどの自由度はなくて、
撮った写真をそのまま貼って*2あとは1枚ずつコメントつけていくだけの、
いい意味に取ればシンプルなツール。凝った作りにしなくてもいいならこれでも充分かな。


MyBookとPhotobackをお値打ちなCDサイズで作った場合の比較をすると、
MyBookは12.4cm×12.4cmの場合、30ページが1974円、40ページが2310円。送料が1オーダー420円。
Photobackは12cm×12cmの場合、36ページ固定で1890円。送料はゆうパック500円、メール便180円が選択可。
同一比較はできないけど頁あたりの単価はPhotobackのほうが若干安い。まぁでも大きな差はないかな。


表紙になる側はどちらも作成時に写真もデザインも自由だけど、裏表紙側には制約が。

左:MyBookは作成番号とQRコードが右下に小さく載る。でもそれだけ。
右:Photobackは大きなバーコードと中央にはPhotobackロゴが、下の方にも作成番号やスタイル名の表記があったりとちょっと煩い印象。
MyBookは半透明のクリアケース付きだけどブックカバーは無し。
Photobackはデザインを選べるブックカバー付きだけどケースは無し。


中の用紙はというとMyBookはマット寄りだけど弱めの光沢あり。10段階で光沢側を10、マット側を1としたら4あたりかな。
Photobackはかなりマット寄りで光沢感は感じない。10段階でマット側の2くらいに感じるけど被写体によっては雰囲気出るかも。


ボクの環境では高価な機材を使ってのモニターキャリブレーションこそしていないけど、
自分が意図した色で印刷できるようにできる限りプリンタ出力に合わせた調整はしてある。
それを踏まえて出来上がってきた写真集の色をチェックしてみると、
MyBookはかなり優秀。RAWから現像した写真の色がほぼ忠実に不満ないレベルで毎回再現できてる。
Photobackは今回が初めてだから断言する事はできないけど、若干露出アンダー気味かな?1/3段くらい低めな印象。
でも、色はこちらもかなり優秀。次に作ることがあるなら少し明るめに補正してみようかな。


と、比べてみると値段、質ともにそんなに大きな差は無く、好みで選んでいいと思うしどちらも値段を考えれば納得のレベル。
本文では触れてない他のサイズ設定や細かなオプション設定は公式サイトで調べてもらうとしても、
この比較結果が、「写真集を作ってみたい」と思う方の参考になれば幸いです。

*1:もう終わってるけど

*2:見開き、大、中、小の大まかなサイズ変更は可